弓倉医院

板橋区南常盤台の内科,循環器科,小児科 弓倉医院

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日本学校保健会の専務理事に就任しました

平成27年6月25日付けで、公益財団法人 日本学校保健会の専務理事に就任いたしました。
大変な仕事ですが、最善を尽くしたいと思います。

全国組織のため、臨時休診などが増えるかと思いますが、カレンダーを見て来院いただければ幸いです。
ご迷惑をお掛けします。

2015-07-10 12:37:59

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人間ドック学会の発表した新基準について考える

この度、人間ドック学会が独自に血圧や高脂血症の基準を発表しました。ドックを受けに来た健康人のデータを蓄積したところ、血圧や高脂血症の基準はもっと緩めにしたということで、マスコミにも取り上げられ、TVや週刊誌でも流されたため、何人かの患者さんから今度基準が緩くなるんですって?と尋ねられたので、ブログに書くことにしました。

人間ドック学会の基準は、健康と思われる人のデータを積み上げたところ、あのような数字になったと言うことで、ドックを受けた時の「その時点での健康度」だけを対象にしています。

私たちは、日本高血圧学会や日本動脈硬化学会の診療ガイドラインに沿って治療をしていますが、私たちの治療目標は、「現在の血圧や高脂血症レベル」を、ある一定レベルに下げるのが最終目的ではありません。

血圧や悪玉コレステロールを下げることにより、将来起こしうる脳卒中や心筋梗塞の発症を予防する(1次予防と言います)、またはこれらの疾患の再発を予防する(2次予防と言います)のが最終目標です。
ただ、血圧が高いから血圧を下げれば良いとか、コレステロール値が高いから下げれば良いと言って、これらの数字を改善させることが目的ではありません。

人間ドック学会の新基準は、現在健康と思われる人たちの数値であって、数年後に脳卒中や心筋梗塞になるリスクをどれだけ下げるのかという視点はありませんので、治療目標も異なれば、数値を見た時の考え方も異なっています。

簡単に言ってしまえば、弓倉医院で健康診断を受けた人たちで、一見正常と思われる人たちのデータを集積したので、診療ガイドラインと別に、自分の医療機関で決めた血圧目標値で良いと言っているようなものです。数年後にこれらの人たちが心筋梗塞や脳卒中になるリスク低下を保証するものではありません。実際には、一般的な検査で判らない動脈硬化が進行しているかもしれないのです。その意味でも、ダブルスタンダードのような印象を与える報道は控えて貰いたいと思います。日本の診療ガイドラインは、国際的なデータも多く取り入れられ、海外のガイドラインと比較しても基本的に同じ潮流です。

週刊誌などを見ると、現在の診療ガイドラインに対する誹謗とも言える記事がありました。このような主観に基づいた記事を載せるマスコミも問題だと思います。言論の自由と言うなら、きちんと公平性を保つ報道をすべきだと思います。

ちなみに、日本高血圧学会の反論や日本動脈硬化学会の反論は、以下のURLから見ることが出来ます。皆様はどのようにお考えになるでしょうか。

日本高血圧学会:http://www.jpnsh.jp/topics/351.html
日本動脈硬化学会:http://www.j-athero.org/topics/pdf/140422-3.pdf

PS: わたしが評議員をしている「臨床研究適正評価教育機構」でも見解をHPに載せましたので、ご覧いただければと思います。

http://j-clear.jp/teigen4.html

2014-05-15 11:43:33

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加齢に伴う慢性疾患

団塊の世代の方々がすべて65歳以上になる2015年という時代を目前にして、これからより一層必要とされる医療について考えてみましょう。先日の日本内科学会学術集会でも取り上げられていましたが、かつて結核を代表とした感染症対策が大切だった時代は、抗生物質や抗菌薬の登場によって、大きく変わりました。もちろん、日本人の死因の第三位に肺炎が入ってきたように、今も感染症は大切ですが、これも高齢者による肺炎や誤嚥性肺炎が増えてきたためと推察されます。
これからは高齢者が増えるに伴い、加齢に伴う慢性疾患(Non-Communicable Diseases)が課題になってきます。
先日の内科学会で指摘されていたものとして、以下に大きく6つの分野を示します。

(1)がん、(2)糖尿病や高血圧などによっておきる心・血管系疾患(心筋梗塞や不整脈、脳卒中など)、(3)認知症その他の脳神経の変性疾患、(4)閉塞性肺疾患、(5)骨・関節疾患、そして(6)感覚器(眼・耳)疾患です。

がんは言うまでもなく、高齢化により増えてきます。心筋梗塞や脳卒中も高齢者の方が発症数が多くなります。心房細動のような不整脈も、60歳頃から増えることが判っています。認知症も高齢化に伴い一定の確率で有病率が増えてきます。喫煙者に発症しやすい肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患は、在宅酸素療法などが必要になることも多く、今の世代に対する禁煙教育は大切です。骨・関節疾患はロコモティブ・シンドロームと呼ばれるように、身体的な活動機能に大きな影響を与えます。高齢になれば白内障や聴力障害が増えてきます。つまり、これらの加齢に伴う慢性疾患対策が一層必要になるということです。これらから、医師不足や医師の偏在対策として、医師の専門性の在り方やプライマリケアの重要性、普段からの健康管理の重要性などが浮き彫りになってきます。
しかも、これらの疾患は遺伝素因と環境因子の相互作用が働くことが多く、公衆衛生的な対応・対策も必要になるでしょう。時代は待ってくれません。
わたしたち医師も、患者さんたちも、そしてまだ病気にならない方々も、これらの6大疾患分野に対し、健康管理を含め、普段から気をつけたいものです。

2014-04-16 12:41:20

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2015年問題と2025年問題

2015年問題という言葉があります。2015年には、日本の高度成長期に頑張って活躍してきてくれた団塊の世代の方々が全員定年退職して65歳以上の前期高齢者になることを指し、日本の高齢化社会化が一気に進むことによる様々な問題が生じてくることを示しています。わたしが、地元の認知症対策を平成16年(2004年)に開始した頃は、2003年にまとめられた「2015年の高齢者介護〜高齢者の尊厳を支えるケアの確立に向けて〜高齢者介護研究会報告書」を何度も読み返しながら、わたしたちが板橋区における認知症対策にどのような貢献ができるのか、どのような活動が必要なのかを考え、地元の板橋区医師会と一緒に介護保険第3期計画に合わせて認知症対策を始めたものでした。

その2015年は、もう来年に迫っています。わたしたちも一生懸命に活動をしてきた積もりですが、いまだに道遠しと感じる毎日です。

こんどは2025年問題が言われるようになりました。2025年とは、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年です。4人に一人が75歳以上という超高齢社会となり、現在の医療体制も時代にあわせて変わって行かなくてはなりません。前回のブログに書いた「地域包括ケア」は、そのための処方箋のひとつです。この時代に向けて、医療と介護は車の両輪のように連携して行かなくてはならないと思います。地域毎の医療資源、介護資源、経済状況、土地や住まい、地域住民の協力、日本人の死生観の温度差の解消など、さまざまな課題が山積しています。

来年は、いよいよ2015年です。10年後の2025年を見据えた息の長い活動が必要です。そのための処方箋は一つだけではありません。皆様と一緒に考えて行かなくてはならないと思っています。

2014-03-22 11:10:36

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地域包括ケア

先日、日本医師会雑誌の特集「地域包括ケア」についての座談会に出席してきました。
地域包括ケアという概念が国策として導入され、これから日本の医療が大きく変わって行きます。
2025年の超高齢社会を見据えたもので、平成24年には「地域包括ケア」が介護保険関係の法律に書き込まれ法的根拠もできました。
地域包括ケアというと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば、病をもった人が住み慣れた地域で困難なく住み続けられるまちづくりを目標としたものです。基本的な考え方は「高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援」です。

この地域に住み続けたいという「ご本人・ご家族の選択と心構え」をかなえるために、「すまいとすまい方」の体制づくりを行い、さらに「生活支援・福祉サービス」として「医療・看護」、「介護・リハビリテーション」、「保健・予防」という三つの専門的サービス体制を充実させようというものです。脳卒中やがんなどの在宅医療を望まれる方から認知症まで、いろいろな病をもつ方々を病院や施設に長期入院・入所させるよりも、住み慣れた地域で支えましょうという考え方が基礎になっています。

地域によって、いろいろな医療機関等の医療資源、介護保険事業所などの介護資源、さらに住民構成や地域における生活形態など、大都市や中都市、小都市、それ以外の地域など、それぞれの地域資源によって大きく左右されるものなので、原則と理念は共通ですが、実際の提供体制は地域の実情にあわせて作られることになります。
地域によって課題も異なるので、これから地区行政や医師会などが中心となって、地域により即した体制作りが目指されます。しかも急がなくてはなりません。

2014-03-17 11:33:04

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大雪の中の脳卒中合同区民公開講座

平成26年2月15日に、池袋のホテルメトロポリタンで、第5回豊島区・北区・板橋区・練馬区の「脳卒中合同区民公開講座」がありました。先日から降り続いた大雪で交通機関も麻痺状態でしたが、決行されました。
わたしも講演者の一人なので、診療を終えた後、中板橋で40分も電車待ちして無事にたどり着きましたが、驚いたことに、この雪と雨、強風と交通機関の状況にもかかわらず、70〜80名の区民の方々が参加して熱心に聴講され、質疑も行われました。
区民の方々の、脳卒中に対する関心の深さをつくづくと感じた一日でした。
当日、ご来場された方々が無事に帰宅されたことを願います。

2014-02-18 12:50:08

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食物アレルギー

昨日(2月7日)に、某医学雑誌の座談会に出席してきました。テーマは「食物アレルギー」です。私は、学校保健の立場で発言してきたのですが、この分野は進歩が早く、私たちもついて行くのが大変です。

乳児の頃に発見された食物アレルギーも年齢を経るに従い、食べられるものが増えてくるのですが、その判定には「食物負荷試験」が現時点では最も信頼されている方法です。板橋区内の病院でも食物負荷試験をしてくれる病院があるので、それらの病院との連携や生涯教育の充実が必要だと思います。最近、近くにアレルギーを専門にしている小児科が開業しました。それらの専門医がいる診療所との連携も大切だと思います。

2014-02-08 10:17:57

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東京都脳卒中地域連携パス合同会議

2月1日土曜日に都庁で、東京都脳卒中地域連携パス合同会議が開催され、私が東京都の2次医療圏である区西北部(豊島区、北区、練馬区、板橋区)の代表として講演をしてきました。私が代表をしている「板橋区脳卒中懇話会」の活動紹介です。
都庁には、東京都医師会の理事をしていた頃、しょっちゅう来ていました。今回は医療関係者ばかりの前での講演でしたが、15日は池袋で区民向け公開講座でも、お話しします。板橋区は医療資源が豊富で、地域連携体制の充実が図れる地域特性を持っています。課題はそれをいかに効率的に運用してゆけるかです。道は遠いですが、行政に対しても継続的に情報発信して行くことが必要だと思っています。

2014-02-03 09:46:15

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医療の現場

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

昨年12月にBS朝日の密着取材を受けました。1月11日午後4時〜4時半の「鳥越俊太郎 医療の現場!」で、日本医師会の横倉会長が出演される中で、当院の診療模様が一部挿入されるそうです。
どのような番組になっているのか心配でもありますが、医療の現場はいつも大変です。
今朝は新年早々からインフルエンザや肺炎の患者さんが来院されました。
今年も昨年同様に頑張って行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

2014-01-06 15:10:03

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区民公開講座

平成25年12月8日、板橋区大山にある板橋区立文化会館大ホールで板橋区と板橋区医師会共催による区民公開講座がありました。テーマは「宇宙医学の社会への還元」というもの。
午前中は、「有人宇宙飛行黎明期に活動した二人の医師と宇宙飛行士が語る」で向井千秋さん、関口千春先生と院長によるトーク。午後は向井さんの「宇宙と健康」と題した特別講演および「宇宙医学と健康長寿」というシンポジウムで、向井千秋さんと日大医学部教授でJAXA有人宇宙技術部医学生物学研究室主幹研究員の岩崎賢一先生、板橋区医師会理事の大野先生と院長の4人で行いました。
1000人の聴衆が集まり、盛会のうちに終了しました。今回は宇宙に行くと老化が進むという話題で健康長寿との関係を紹介しましたが、宇宙医学はもっと奥が深いのです。午前・午後と参加してくれた向井さんに感謝。

2013-12-19 20:08:10

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